新星日本交響楽団の軌跡

新星日本交響楽団の軌跡

新星日本交響楽団の誕生

新星日本交響楽団は1969年6月26日に、当時の若い音楽家や音楽大学の学生たちによって創立された。その半年ほど前に来日したベトナム中央歌劇団の伴奏のために集結した若者たちは、その後、東大民主化闘争記録映画「燃えあがる炎」の演奏録音を成し遂げ、既存の音楽界に組み込まれることなく自分達で納得のいく演奏活動をしていこう、という夢と意気込みで新星日本交響楽団の誕生を実現させる。

音楽家のみなさん!
全身・全霊を投入して、すぐれた音楽創造をしたい
聞く人々に喜びと「明日」を与える音楽会でありたい
そのことが即生活でありたい


誕生の前月の5月に発表した宣言文は、こうした呼びかけで始まり、これが新星日本交響楽団の活動の原点となる。
その理念を貫き通し、以降30年の間に亘る自由な音楽活動の下、演奏家自らが聴衆を拡大しながらも創造的な演奏会を積極的に取り上げていく新星日本交響楽団独自の活動は70年代~90年代の日本の文化振興に著しく寄与していった。

年譜

1968
11月
来日したベトナム中央歌舞団の伴奏のため、オーケストラが臨時編成される。 ここに多加していた音大生が中心となって、新しいオーケストラを作る機運が生まれる
1969
3月31日
オーケストラ設立準備委員会が発足
5月
準備委員会の名で「音楽家のみなさん!」という呼びかけ宣言発表
6月12日
新星日響創立総会。時間超過で26日に討議を持ち越す
6月26日
《新星日本交響楽団創立》新星日本交響楽団創立総会。総会で創立を確認、ただちに録音の仕事に入る
9月11日
寺原伸夫第2回 作品発表会(日仏会館)(独奏・黒沼ユリ子 [Vln]、指揮・外山雄三)
10月2日
第1回 定期演奏会(文京公会堂)(指憚・村川千秋、諸井昭二)
12月10日
オペラ「沖縄」初演に参加(渋谷公会堂)(指揮・井上頼豊)
12月14日
日本のうたごえ祭典に出演(日本武道館)
1970
1月10日
新星日響第2回楽団総会
2月10日
自主的な聴衆組織「新星日響友の会」発足する
3月11日
第2回定期演奏会(渋谷公会堂)(指揮・村川千秋)
4月2日〜
 6月29日
オペラ「沖縄」第1次全国公演に参加(21都市22会場で24回演奏)
4月20日
田川労音例会に出演。労音での初演奏
5月31日
東大五月祭に出演(指揮・村川千秋)
7月16日
臨時楽団総会が開かれる
8月10日
交響曲「ベトナム」(大木正夫 作曲)初演(東京労音例会、指揮・村川千秋)
9月10日
 ・11日
「特別演奏会(ポップスコンサート)」友の会主催による聴衆と一体となった演奏活動をめざす最初の試み(杉並公会堂、指揮・外山雄三、ゲスト・上条恒彦、山下美音子)
9月30日
初のバレエ音楽録音(「眠れる森の美女」東京シティ・バレエ団、指揮・福田一雄)
11月5日
第3回定期演奏会(日比谷公会堂)(指揮・村川千秋)
12月15日
はじめて「第九」の演奏を行う(東京労音例会、指揮・村川千秋)
12月19日
府中市民文化の会主催「交響曲の夕べ」に出演(府中市民会館、指揮・外山雄三)地域コンサートの出発点となる
1971
1月24日
東京シティ・バレエ団公演(東京労音例会)の「白鳥の湖」に出演。バレとエの団初共演(厚生年金会館、指揮•三石精ー)
2月8日
第3回楽団総会
3月5日
第4回 定期演奏会(文京公会堂)(指揮・外山雄三)
4月1日
豊品区千早町にはじめて独自の楽団事務所をもつ
6月2日
「ロシア音楽の夕べ」(友の会主催)。白樺など出演合唱団との共催による自主公演(共立講堂、指揮・北川剛・石丸寛)
6月7日
学校音楽鑑賞教室(学校公演)に初出演(東海大附属高校、指揮・三石精ー)
6月25日
オペラ「ナブッコ」日本初演に参加(声専オペラ研究会、指揮・星出豊)
7月2日
第5回定期演奏会(文京公会堂)(指揮・外山雄三)
8月10日
臨時楽団総会(理念創造問題について討議)
9月23日
 〜25日
「北国新聞」主催《石川県縦断100万人のコンサート》に参加。4会場で演奏(指揮・外山雄三/星出豊)
10月11日
第6回定期演奏会(郵便貯金ホール)(指揮・森正)
12月23日
「クリスマス・コンサート」友の会との共催による自主公演(杉並公会堂、指揮・外山雄三)
1972
2月4日
第4回楽団総会
3月6日
第7回定期演奏会(文京公会堂)(指揮・山田一雄)
第7回定期演奏会(指揮:山田一雄)
3月19日〜
 4月8日
4月22日〜
 4月30日
5月13日〜
 5月27日
6月6日〜
 6月15日
オペラ「沖縄」第2次全国公演に参加(28都市29会場で30回演奏)
4月10日
「コンチェルトの夕べ」(日本音楽企画)出演。以後こうした契約公演に数多く出演
7月〜
日本音楽企画によるオペラ、コンサート等の契約公演が多くなる
7月6日
第8回定期演奏会(文京公会堂)(指揮・秋山和慶)
10月28日
 〜11月2日
新潟県下の音楽鑑賞教室(学校公演)に出演。以後定期化する
12月27日
第9回定期演奏会(郵便貯金ホール)(指揮・外山雄三)定期公演で初めて「第9」を演奏。以後 1978年まで「第9」を12月の定期公演で演奏
第9回定期演奏会(指揮:外山雄三)
1973
1月29日
第5回楽団総会
2月3日〜
 2月24日
東京バレエ劇場の4回の公演に参加
3月1日
第10回定期演秦会(渋谷公会堂)(指揮・山岡重信)
4月〜
このころからバレエ公演での演奏出演が多くなる
6月〜
各地での音楽鑑賞教室(学校公演)が数多くもたれる
7月3日
第11回定期演奏会(文京公会堂)(指揮・山岡重信)
9月〜
各種契約公演に数多く出演
12月1日
自主公演である「特別演奏会」開く(東京文化会館、指揮・伴有雄)
12月18日
第12回定期演奏会(中野サンプラザホール)(指揮・伴有雄)
「第9」と日本人作品との組合せが定着するようになる
1974
2月16日
第6回楽団総会
4月3日
第13回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・外山雄三)
創立5周年記念として初の公募合唱団との合同公演でプロコフィエフの「アレクサンドル・ネフスキー」を上演。以後こうした演奏形態が定着する
5月8日〜
 5月15日
長野県下学校公演
第13回定期演奏会(指揮:外山雄三)
6月6日〜
 6月8日
新潟県下学校公演
7月11日〜
 7月13日
岡谷鑑賞教室
8月19日〜
 8月24日
飯山鑑賞教室
9月15日
アンサンブル向上をめざす特別演奏会(ファミリーコンサート)開く(豊島区民会館)
9月29日
第14回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・アントニン・キューネル)初めて外国人指揮者を迎える
10月〜
足立音楽鑑賞会等各地での学校公演が定期化してくる
第14回定期演奏会(指揮:アントニン・キューネル)
12月26日
第15回定期演奏会(日比谷公会堂)(指揮・山田一雄)
1975
2月19日
第7回楽団総会
3月10日
第16回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・アントニン・キューネル)
3月25日
日本オペラ協会公演の日本人オペラ作品上演に出演。NHK = FMでその演奏が放送される
4月〜
豊島区西池袋の新しい事務所(現在地)に事務局移転
6月22日
「新星日響友の会」総会で《友の会》を「新星日本交響楽協会」に改組(以下《協会》と略称)
7月9日
 ・10日
東京オペラプロデュース旗揚げ公演に出演し、水準の高い演奏が注目される
7月22日
第17回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・森正)
7月29日
「人問を返せ」演奏(被爆30周年、東京労音例会)(指揮・外山雄三)
10月〜
協会機関誌『交響楽』創刊
11月3日
二期会オペラ地方公演に初出演(立川)
11月24日
 ・25日
三木稔作曲のオベラ「春琴抄」初演の演奏を担当(日本オペラ協会、指揮・山田一雄)
山田一雄~第18回定期演奏会
12月26日
第18回定期演奏会(日比谷公会堂)(指揮 ・山田一雄)
新星日響合唱団~第18回定期演奏会
1976
2月16日
 ・17日
第8回楽団総会。創立10周年へ向けての3カ年計画を決める
4月3日
久喜市での「久喜よい音楽をきく会」主催による音楽会に出演
4月4日
第19回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・アントニン・キューネル)
この公演以後文化庁助成公演となる
5月21日
藤原歌劇団オペラ公演に初参加(オペラ「後宮からの誘拐」指揮・杉浦正一)
7月22日
第20回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・星出豊)この年から定期会員制度導入。
年3回から4回(4、7、9、12月)へと公演回数を増やす
第20回定期演奏会(指揮:星出豊)
9月1日
協会主催の室内楽コンサートを新潟で実施
9月14日
第21回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・三石精ー)
三石精一~第21回定期演奏会
10月14日
 ・15日
芸術祭主催公演(文化庁)オペラ「春琴抄」に出演(指揮・荒谷俊治)
12月22日
第22回定期演奏会(日比谷公会堂)(指揮・山田一雄)
1977
2月28日
日本オペラ協会上演「吉四六昇天」の演奏という形で東京都民フェスティバルに初参加
4月6日
第23回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・山田一雄)
4月29日
久喜よい音楽をきく会主催の音楽会に出演)
5月6日
第24回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・森正)
5月14日
"300人のオーケストラ"コンサート(NHKホール、渡辺暁雄指揮)に出演
5月20日
第9回楽団総会
5月23日
 ・24日
NHK=TV"音楽の広場”に初出演、録画収録(指揮・山田一雄)放映は6.4
7月23日
第1回足立区民コンサート(足立区文化会館、指揮・宇宿允人)聴衆開拓の試みとしての自主公演
7月26日
第25回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・ハンス・レーヴライン)
宇宿允人~第1回足立区民コンサート
9月5日
第26回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・アントニン・キューネル)
10月22日
労音オペラ「カルメン」(山田洋次演出、外山雄三指揮)に出演
12月27日
第27回定期演奏会(日比谷公会堂)(指揮・外山雄三)委嘱作・林光「声とオーケストラのための「日本共和国初代大統領への手紙J(木島始詩)」初演
定期演奏会年5回開催となる
1978
2月8日
日本ブロ合唱団連合と共演で都民芸術フェスティバルに参加(指揮・山田一雄)
3月1日
第28回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・山田一雄)
3月19日
目黒親子劇場主催親子コンサートに出演(親子劇場組織への初出演)
4月18日
第10回楽団総会(前年度演奏料収入が1億円の大台を突破したことが確認され、創立10周年記念事業の具体化が進められた)
4月24日
第29回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・尾高忠明)
5月〜
 6月〜
各地の音楽鑑賞教室に出演
新潟音楽教室
7月20日
第30回定期演奏会(日比谷公会堂)(指揮・渡辺暁雄)
10月1日〜
 6日
團伊玖磨指揮で「夕鶴」の新潟公演に出演
10月14日
第2回足立区民コンサート(指揮・アントニン・キューネル、足立区文化会館)
野仲啓之介(左)、渡辺暁雄(右)~第30回定期演奏会
11月30日
東京労音創立25周年記念公演、林光作曲カンタータ「脱出」初演に参加(指揮・林光)
12月2日
日本のうたごえ祭典、外山雄三作曲「交響曲風雪」初演に参加(指揮・外山雄三)
12月26日
 ・27日
第31回定期演奏会(日比谷公会堂)(指揮・ハンス・レーヴライン)創立10周年記念事業として、レーヴラインを単独招聘
1979
1月10日
第32回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・ハンス・レーヴライン)
2月3日
第33回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・山田一雄)
4月4日
第34回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・外山雄三)
4月〜
第11回楽団総会。年問公演数206回を数え演奏収入1億5000万円を数えるところまでくる
6月28日
新星日響創立10周年品念レセプション(赤坂プリンスホテル・クイーンホール)開く。各界からの来賓100名近い人々の祝辞を受ける
7月〜
 8月〜
レニングラード・バレエ団の東京および近県の公演に出演
7月25日
第35回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)
9月6日〜
 15日
民音指揮者コンクールの演奏担当
9月9日
第3回足立区民コンサート(足立区文化会館)(指揮・林光)
9月12日
第36回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・山田一雄)創立10周年記念委嘱作「オーケストラ とマリンバのためのラウダ・コンチェルタータ」初演
山田一雄(左)、荒井英治(中)、安倍圭子(右)~第36回定期演奏会
10月23日
第37回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・ズデニエック・コシュラー)
10月28日〜
 11月12日
團伊玖磨指揮によりオペラ「夕鶴」を4都市で14回上演(うち日生劇場で11回)
11月26日
第38回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・森正)
12月〜
年末恒例の「第9」は6会場で7回演奏
特別第九演奏会(日比谷公会堂)
1980
2月20日〜
 3月5日
親子劇場公演で九州各地への演奏旅行。5都市(福岡・呉・高知・大村・長崎)7会場で19回公演をもつ
第39回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・星出豊)
4月19日
運営委員長池田鐵、足立区東伊興町の都道交差点で交通事故のため死亡
4月21日
池田鐵の葬儀が自宅の都営住宅内集会所で行われ、参会者1300名が別れを告げる
4月〜
文化庁よりオーケストラに対する助成
条件の変更(①財団法人であること②年9回の定期公演を開催すること③77名以上の楽団員を有すること)の通達出される。これをめぐって団内討論行われる
5月〜
新しい運営委員長に槫松三郎を選出
5月13日
第40回定期被奏会(東京文化会館)(指揮 ・山田一雄)プログラム冒頭、故池田鐵の死を悼んでモーツァルトの「レクイエム」より“ラクリモーサ"が演奏された。
この回と次回の定期演奏で(伊福部昭の世界)と題する画期的なプログラムが組まれ、「日本狂詩曲」が作曲以来45年ぶりに舞台初演
5月19日
楽団による「池田鐵音楽葬」、水道橋の労音会館で行われる
5月20日
「交響楽」第9号、発行
5月28日〜
 6月26日
長野県北安位郡・北関東・首都圏の各地でのべ50回にもおよぶ長期の音楽鑑貨教室の演奏を行う
7月16日
第41回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)
8月24日
東京文化会館会議室で臨時楽団総会。助成条件変更をめぐっての団内討論の結果、募金により楽団の財団法人化に取り組むことを決定
9月15日
第42回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・ハンス・レーブライン)
池田敏美(池田鐵夫人)に花束を捧げるハンス・レーブライン~第42回定期演奏会
9月29日
「財団法人新星日本交響楽団設立 準備会ニュースJ No.1発行。募金運動が広がっていく
10月6日
「準備会ニュース」No.2発行。この時で団内留保金を含めて3000万円確保の見通し立つ
10月8日
楽団役員、文化庁に3000万余円の銀行預金残高証明書と楽団財産目緑を提示。財団法人化へ向けて書類整備に入る
10月14日
「閉備会ニュース」No.3発行
10月20日
藤井事務局次長、財団法人の理事就任要請のため劇作家の飯澤匡氏宅を訪問。飯澤匡氏理就任を快諾
10月25日
「北備会ニュース」No.4発行
11月〜
各界著名人32氏による〈ご寄附のお願い〉が発表される
11月1日
「中備会ニュース J No.5発行
11月14日
龍角散社長藤井庫男氏、にんべん社長高律伊兵衛氏に財団法人の理事就任を要請し両氏受託
11月27日
第43回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・ハンス・レーブライン)
12月15日
800余名から3800万円もの寄附金が村せられ財団法人化の準備整う
12月23日
「準備会ニュースJ No. 7 発行
1981
1月〜
首席コンサートマスターに三戸泰雄氏就任
1月17日
博松三郎運営委員長、文化庁担当官工藤敏夫に会い、昨年提出した財産目録及び寄附行為(定款)の一部手直しの書類を提出
1月19日
『準備会ニュース』No.8発行。寄附申請者の総数が1000名を超えたことが判明
1月28日
第44回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・井上道義)
1月8日〜
 2月11日
演奏回数16回におよぶレニングラード・マールイ劇場バレエ公演行われる
井上道義~第44回定期演奏会
3月17日
財団法人設立発起人総会開かれる。ここで飯澤匡氏を理事長、榑松三郎を専務理事に選出し、役員12氏が選出された
3月26日
第45回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・小林研一郎)
3月27日
文部大臣より新星日本交響楽団の財団法人化の認可が正式におりる
4月18日
労音会館で故池田鐵一周忌「偲ぶ会」開催
4月19日
『準備会ニュース』No.9発行。正式認可を伝え、寄附者の全氏名を掲載した最終号発刊
4月〜
団法人化に伴い楽団を財政的に援助する組織として「賛助会」制度が発足。法人一口10万円、個人一口1万円の年会費
5月〜
第13回楽団総会。財団法人逹成の喜ぴと今後の活動への期待と自覚にあふれたものとなり飯澤匡新理事長からも挨拶が行われた
5月16日
第46回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・山田一雄)
5月21日
新星日響財団法人化達成記念バーティー、上野の池ノ端文化センターで開催
6月3日
日本武道館で日本フィル支援「500人のコンサート」に参加
6月17日
第47回定期演奏会(新宿文化センター)(指揮・アントニン・キューネル)
第47回定期演奏会
7月1日
『交響楽』第10号、発行
7月10日
自主制作レコード「セロ弾きのゴーシュ」発売。書き下ろし新作による親子コンサートの第1作となる(作曲・林光)
7月23日〜
 8月3日
この年の夏、厚木・新宿・越谷・川越の各都市で「親子コンサート」を初めて開催。のべ1万人の聴衆が参加し成功する
9月〜
チェロ奏者山岸宜公氏、「セロ弾きのゴーシュ」でのソロを契機に、首席チェロ湊者として入団
9月25日
新星日響協会・合唱団共催「チェコスロヴァキアの音楽事情」開かれる(労音会館)
10月26日
第49回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)
11月21日
第50回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・オンドレイ・レナルト)定期公演50回を記念して連続出演の河野・飛松(Hr)、中川(Tp)、村田(Tb)の4楽員が表彰された
12月15日
来春の親子コンサートについて準備会がもたれ、黒柳徹子「窓ぎわのトットちゃん」を演奏することを決める
12月24日
第51回定期演奏会( 日比谷公会堂)(指揮・オンドレイ・レナルト)
1982
1月26日
第52回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・外山雄三)
2月19日
第53回定期演奏会(新宿文化センター)(指揮・国分誠)
3月22日
第54回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・山田一雄)
この回より“チャイコフスキー・シリーズ”はじまり、年間を通してチャイコフスキーの作品を定期公演で演奏
4月3日
 ・4日
春休み親子コンサートで「窓ぎわのトットちゃん」(黒柳徹子原作・小森昭宏作曲)初演され、大きな話題となる。同時に2社からレコードも発売される
4月23日
第55回定期演奏会(新宿文化センター)(指揮・汐澤安彦)
4月〜
佐藤功太郎、首席指揮者に就任する
5月7日
第56回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)首席指揮者就任披露公演として行われる
5月〜
在京オーケストラで組織されている「日本交響楽団連絡会議」に新星日響正式加盟(加盟団体は日フィル、N響、新日フィル、読響、東響、都響、東フィル)
5月10日〜
 25日
新潟市・長野市での音楽鑑賞教室に出演し、延べ33ステージで演奏
「窓ぎわのトットちゃん」(五反田ゆうぽうと簡易保険ホール)
6月〜
千葉慶子、コンサートマスターに就任
6月28日
第57回定期演奏会(新宿文化センター)(指揮・小林研一郎)
7月5日
《試験研究法人》の証明を文部大臣より取得し、以後継続して寄付金募集に取り組む
7月11日〜
 8月6日
恒例の夏休み親子コンサートが首都圏各地で10回開催。春に初演されたばかりの「窓ぎわのトットちゃん」が各地で再演された
池辺晋一郎(左)、小林研一郎(中)、久保陽子(右)~第57回定期演奏会
7月14日
第58回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・ハンス・レーヴライン)
7月21日〜
 26日
文化庁移動芸術祭オペラ公演に 出演(越谷~八戸、5回公演)
8月28日
 ・31日
日生劇場オペラ公演「泣いた赤鬼」に出演
9月1日〜
 11日
民音指揮者コンクールで演奏
9月〜
ロイス ・ジョンソン入団(初の外国人奏者)
10月1日
第59回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)
10月〜
各地でオペラ公演に出演(10月~12月にかけて17回の公演で演奏)
11月4日
第60回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)
「第9」と日本人作品との組合せが定着するようになる
12月〜
各地での「第9」公演に出演。その回数は自主公演を含めて10回
12月23日
第61回定期演奏会(日比谷公会堂)(指揮・ヨハネス・ヴィンクラー)
第61回定期演奏会(指揮:ヨハネス・ヴィンクラー)
1983
1月10日
「交響楽」第11号、発行
1月〜
諸物価の高騰のため、第30回定期公演(1978.7) 以来据え置いてきた定期公演入場料を改訂(A.3000→3500,B.2600→3000, C.2200→2500,D.1600→2000)
1月31日
第62回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・星出豊)
チャイコフス キー・シリーズのしめくくりとして、オペラ「オルレアンの少女」が星出豊の構成によって演奏会形式で日本初演され、注目を集める
2月10日
「窓ぎわのトットちゃん」のレコードが、キングレコードの「ヒット賞」(年間を通してヒッ トしたレコードに贈られる賞)を受賞
2月19日
協会主催の「春を呼ぶ新星日響ティーサロン」が労音会館で開かれ、楽員によるサロンコンサートとレコードバザー年が好評を博す。同時に「新星日響にコントラバスを」の募金運動開始される
星出豊~第62回定期演奏会
3月9日
第63回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・山田一雄)
4月10日
春休み親子コンサート(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)
音楽物語「木にとまりたかった木の話」(黒柳徹子作・小森昭宏作曲)初演
4月22日
第64回定期演奏会(新宿文化センター)(指揮・佐藤功太郎)
4月〜
 ・5月〜
各地(郡山・仙台・沼津 ・東京・宇都宮・水戸・帯広・北見・札幌・新潟)でのファミリーコンサートに出演し、「窓ぎわのトットちゃん」を18回も演奏する
5月26日
第65回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・朝比奈隆)
6月〜
 ・8月〜
大阪・長野・横浜・狭山等でもファミリーコンサート開かれ、「窓ぎわのトットちゃん」「セロ弾きの ゴーシュ」「木にとまりたかった木の話」が演奏される
朝比奈隆~第65回定期演奏会
6月23日
第66回定期演奏会(新宿文化センター)(指揮・小林研一郎)
7月10日〜
 30日
首都圏各地(足立・江戸川・川越・千葉・荒川区・越谷・厚木)で夏休み親子コンサートが開かれる
9月10日〜
 18日
10月2日〜
 12日
ボリショイ・バレエ団来日公演に出演。各地で20回のステージに参加・演奏
9月22日
第2回「おもしろ音楽館」開催(ゲスト:山田一雄/松尾葉子。渋谷)
9月24日
第67回定期浪奏会(東京文化会館)(指揮・松尾葉子)
10月25日
第68回定期演奏会(新宿文化センター)(指揮・山田一雄)
11月19日
第69回定期演奏会(新宿文化センター)(指揮・佐藤功太郎)
11月27日
「新星日響にあたらしいコントラバスを贈るバザー」(豊島区医師会館)開かれる。募金目標残高を一気に達成し100万円を楽団に寄附
12月26日
第70回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・オンドレイ・レナルト)
12月〜
年末恒例の「第9」公演は9会場で10回演奏
1984
1月17日
第71回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・オンドレイ・レナルト)
2月19日
協会の「コントラバスを贈る」運動の結果、新しく購入したコントラバス披露を兼ねた「ありがとうコンサート」開かれる
3月29日
第72回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・山田一雄)
4月〜
日本交響楽団連絡会議、人場税免税点引き上げ(3000円→5000円)の成果を報告
4月1日
「交響楽」第12号、発刊
4月7日
春休み親子コンサート(簡易保険ホール)(指揮・佐藤功太郎)
親子コンサート新作第4作「モチモチの木」(斎藤隆介作・青島広志曲)初演
4月10日
「ありがとうコンサート」八王子でも開かれる(東京医科大学医療センター)
4月16日
第3回おもしろ音楽館(ゲスト:飯澤匡・山田一雄)開催。テーマは"書く人・演る人
4月20日
第73回定期演奏会(束京文化会館)(指揮・井上道義)
「モチモチの木」(五反田ゆうぽうと簡易保険ホール)
5月12日
第74回定期演湊会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)
5月25日
新星日響協会第10回総会開かれる(中野サンプラザ)
6月25日
第75回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・小林研一郎)
7月5日
 ・13日
「反核日本の音楽家」主催の"オーケストラル・メッセージ"に出演
7月22日
 〜28日
首都圏6カ所で恒例の夏休み親子コンサート開催
夏休み親子コンサート
8月11日
 ・12日
第1回「星空のコンサート」ツアー(楽団・協会・ロッジ長蔵共催)尾瀬片品村戸倉のロッジ長蔵で行われ、好評を博す
8月〜
春日部・四街道・野田等で「モチモチの木」による親子コンサート開かれる
9月〜
藤田隆雄氏、山岸氏に代わって首席チェロ奏者に就任
9月14日
第76回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・ヴィクター・フェルドブリル)
9月21日
 〜10月6日
文化庁移動芸術祭オペラ「蝶々夫人」(豊田・倉敷・姫路・八幡・武生・新発田・能代・福島・桐生・厚木)に出演
10月7日
「歌とワインとぷどう狩り」(協会主催)が昇仙峡方面ハイキングとして実施、好評
10月18日
第77回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)
新星日響創立15周年記念委嘱作「星が飛ぷ時のための序曲」(池辺晋一郎作曲)初演
10月30日
第8回足立区民コンサート(竹の塚社会教育会館)
池辺晋一郎(左)、佐藤功太郎(右)~第77回定期演奏会
11月17日
東京医科大学八王子医療センターに新星日響協会の支部誕生。新星日響の音楽活動を支援し、音楽を「心の医療」に役立てようと4名の協会員と81名の賛助教職員でスタート
11月24日
第78回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・ルドルフ・クレチメル)
12月19日
第79回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・ヴァーツラフ・ノイマン)
マーラーの「嘆きの歌」を歌った新星日響合唱団は創立10周年を迎えた
12月〜
年末恒例の「第9」公演は8会場で9回演奏
ヴァーツラフ・ノイマン~第79回定期演奏会
1985
1月21日
「新春のつどい」(協会主催)開かれる
1月28日
第80回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)
2月18日〜
 22日
文化庁中学校音楽鑑賞教室に出演
3月24日
春休み親子コンサート(簡易保険ホール)(指揮・佐藤功太郎)親子コンサート新作第5作「いばらの城のおひめさま」(グリム童話・青島広志曲 )初演
4月1日
「交響楽」第13号、発行
4月1日
第82回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・山田一雄)
4月〜
各地での契約公演に出演
5月〜
各地での音楽鑑賞教室に出演
5月20日
第83回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)
5月25日
東京医科大学八王子医療センターで「名曲コンサート」開かれる。患者・教職員多数が参加
6月1日
第84回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・国分誠)
6月8日
日野療護園で金管アンサンブルコンサート
6月10日〜
 7月5日
各地での音楽鑑賞教室に出演
7月16日
第85回定期演奏会(新宿文化センター)(指揮・秋山和慶)
7月20日〜
 8月28日
首都圏で8回、夏休み親子コンサート開催
秋山和慶~第85回定期演奏会
8月16日
 ・17日
第2回「星空のコンサート」上高地で開催。参加者満天の星とカルテットの響きに酔いしれる
9月〜
各地で引き続き「窓ぎわのトットちゃん」等の演奏会が行われ出演す る(大阪・ 和歌山・浦和 ・東京等)
9月10日〜
 18日
民音指揮者コンクールに出演
9月25日〜
 10月5日
文化庁移動芸術祭オペラ公演に出演。「メリー・ウィドー」上演。山梨はじめ9カ所
10月〜
各オペラ団のオペラ公演に出演
10月21日
第86回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・ハンス・ワルター・ケンペル)
星空のコンサート
12月12日
第87回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)
12月13日
第88回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・フランティシェック・ワイナール)
12月〜
年末恒例の「第9」公演は10会場で11回演奏
第九演奏会(東京文化会館)
1986
1月16日
第89回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・山田一雄)
1月23日
「新春のつどい」(協会主催)開かれる
2月〜
各地での契約公演に出演
3月8日
第10回足立区民コンサート[小アンサンブル]開催(東部区民幅祉センター)
3月8日
「第4回名曲コンサート」(東京医大八王子医療センター)開かれる[小アンサンブル]
3月29日
春休み親子コンサート(簡易保険ホール)(指揮・佐藤功太郎)親子コンサート新作第6作音楽物語「赤神と黒神」(松谷みよ子作・松井和彦曲)初演
4月15日
定期会員報『コンチェルト』創刊される
4月21日
第90回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)演奏会形式によるオペラ「魔弾の射手」上演。注目を集める
「赤神と黒髪」(五反田ゆうぽうと簡易保険ホール)
5月〜
深山尚久、コンサートマスターに就任
5月6日〜
 23日
恒例の長野・新潟音楽鑑賞教室に出演
5月27日
第91回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・山田一雄)
6月〜・
 7月〜
名地での音楽鑑賞教室に出演
6月18日
第92回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・国分誠)
7月10日
第4回「おもしろ音楽館」(ゲスト・朝比奈隆、宇野功芳)開催(東京文化会館会議室)
7月16日
第93回定期演湊会(東京文化会館)(指揮・朝比奈隆)
7月25日〜
 29日
首都圏4カ所で恒例の夏休み親子コンサート開催
合唱団に祝福される朝比奈隆~第93回定期演奏会
8月16日・
 17日
第3回「星空のコンサート」八ケ岳で開催。美濃戸山荘での弦楽四重奏演奏が好評を博す
8月29日〜
 9月15日
レニングラード・バレエ団来日公演に参加、4会場14公演で演奏
9月21日〜
 10月1日
文化庁移動芸術祭オペラ公演「メリー・ウィドー」に出演(花巻等で8公演)
10月2日〜
 10月10日
レニングラード・バレエ団地方公演に出演(静岡他で8公演)
10月29日
第94回定期演奏会(簡易保険ホール)(指揮・ルドルフ・クレチメル)
10月〜・
 11月〜
この時期、各種のオペラ・バレエ公演への出演が多くなる
11月28日
第95回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・オンドレイ・レナルト)
12月18日
第96回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・オンドレイ・レナルト)ドヴォルザーク「レクイエム」演奏に際して、チェコスロヴァキアからのソリスト4人を迎える
オンドレイ・レナルト~第96回定期演奏会
12月25日
オンドレイ・レナルト、新星日響首席客演指揮者に就任が決定
12月〜
年末恒例の「第9」公演は8会場で9回演奏
1987
1月12日
都民芸術フェスティバルに参加。山田一雄の指揮でマーラーの交響曲第1番等を演奏
1月31日
第97回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・外山雄三)
2月16日〜
 20日
足立区小学校音楽鑑賞教室に出演
2月23日
第98回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)この回で佐藤功太郎の首席指揮者としての活動終了
3月29日〜
春休み 親子コンサート(簡易保険ホール)(指揮・田中良和)親子コンサート新作第7作オーケストラ・ファンタジー
「トモコのふしぎなベートーヴェン」(西田豊子脚本・赤堀文雄構成編曲)初演
4月20日
第99回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・小林研一郎)定期公演100回記念シリーズ、スタート
5月10日
協会主催「練習見学会」開かれる
5月15日
「交響楽」第14号、発行
5月15日
第100回定期演奏会(束京文化会館)(指揮・山田一雄)定期公演100回記念委嘱作・伊福部昭 作曲「サロメ」改訂版初演
5月22日〜
 6月1日
文化庁中学校芸術鑑賞教室出演(高萩中他9回演奏)
6月〜
各地での音楽鑑賞教室に出演(新潟市等)
6月22日
第101回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・佐藤功太郎)
6月24日
第12回足立区民コンサート(室内楽)開催
7月6日
第102回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・ヘルムート・ヴォルフ)
7月8日〜
 10日
新座市音楽鑑賞教室に出演 (3日間で8回の演奏)
7月18日〜
 22日
首都圏4カ所で恒例の夏休み親子コンサート開催
7月25日〜
 8月10日
文化庁こども芸術劇場に出演。「ヘンゼルとグレーテル」を近江八幡市他で13 回演奏(小編成)
山田一雄(左)、伊福部昭(右)~第100回定期演奏会
7月28日〜
 8月2日
文化庁青少年芸術劇場に出演。「修禅寺物語」を八王子市他で5回演奏(小編成)
8月14日〜
 16日
第4回「星空のコンサート」上高地で開催。夏の行事としてすっかり定着する
8月28日・
 29日
日生劇場親子で楽しむ音楽童話「泣いた赤鬼」に出演
9月〜
現田茂夫、新星日響指揮者に就任
9月17日
第5回「おもしろ音楽館」(ゲスト・佐藤しのぶ・松井和彦)開催(渋谷カワイ)
9月25日〜
 10月4日
文化庁移動芸術祭、オペラ「メリー・ウィドー」出演(刈谷市他で8回演奏)
10月9日
第1回評議員会開催。15氏選出
10月12日
第103回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・三石精ー)
佐藤しのぶ(左)、現田茂夫(中)、加藤博文(右)~おもしろ音楽館
11月9日〜
 16日
日生劇場オペラ公演「魔笛」に出演
11月17日
東京駅コンサートに出演(指揮・團伊玖磨)
11月21日
協会主催「練習見学会」(光明院)
11月25日
第104回定期演奏会(サントリーホール)(指揮・ウラジミール・ヴァーレック)
12月9日
第105回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・ラインハルト・ペータース)
12月23日
第13回足立区民コンサート"クリスマス・ナイト・コンサート"開かれる
12月〜
年末恒例の「第9」公演は9会場で10回演奏
1988
1月9日
第6回「おもしろ音楽館」(ゲスト・武藤英明、ティルシャル[Hr]、ヴァチカ一ジュ夫人)テーマは "チェコ音楽よもやま話"
1月12日
第106回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・武藤英明)
1月〜
1988年度の定期公演入場料金を改訂。1回券(A.3500→4000,B.3000→3500,C.2500→3000,D.2000→2000車椅子1500)となる
1月〜
事務局、創立以来初の親睦旅行に出かける
ズデニエック・ティルシャル(中)、武藤英明(右)〜第6回おもしろ音楽館”チェコ音楽よもやま話”
2月17日
第107回定期演奏会(サントリーホール)(指揮・パスカル・ヴェロ)
2月18日〜
 26日
足立区小学校音楽鑑賞教室に出演
2月〜・
 3月〜
各種オペラ公演に出演(東京オペラ・プロデュース、二期会等)
3月12日
東京医科大学八王子医療センター「第6回名曲ミニコンサート」に出演。[室内楽]
3月26日
春休み親子コンサート(簡易保険ホール)「窓ぎわのトットちゃん」上演
3月27日
春休み親子コンサート(簡易保険ホール)(指揮・現田茂夫)
親子コンサート第8作、映像と生演奏による「スノーマン」上演(ブリッグズ作・ブレイク曲)
4月2日
 ・3日
東京バレエ劇場の4回の公演に参加
4月16日
第108回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・現田茂夫)
5月10日
第109回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・山田一雄)
5月15日〜
 20日
富山県音楽鑑賞教室に出演(魚津他で15回演奏)
5月27日
 ・29日
松山バレエ団公演に出演
6月4日
第14回足立区民コンサート《楽しいウィーンの調べ》開催(竹の塚社会教育会館)
6月13日
第110回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・武藤英明)
6月15日
 〜17日
新潟市での音楽鑑賞教室に出演
6月16日
 〜18日
民音指揮者コンクール予選で演奏
6月〜
各地での音楽鑑賞教室に出演(新潟市等)
第14回足立区民コンサート《たのしいウィーンの調べ》
7月〜
後藤龍伸、コンサートマスターに就任
7月18日
第111回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・オンドレイ・レナルト)
7月21日
 〜23日
首都圏4カ所で恒例の夏休み親子コンサート開催
7月26日
 〜29日
文化庁青少年芸術劇場公演「修禅寺物語」に出演(小野市他4カ所で演奏)
7月28日
 〜8月10日
文化庁青少年芸術劇場公演 「ヘンゼルとグレーテル」に出演出雲他12カ所で演奏(小編成)
8月7日
 ・8日
第5回「星空のコンサート」上高地で開催
9月9日
 〜12日
民音指揮者コンクール本選で演奏
9月13日〜20日
 10月5日〜16日
ボリショイ・バレエ団来日公演に出演。各地で22回のステージに参加・演奏
10月9日
第7回「おもしろ音楽館」開催(ゲスト・ボリショイ・バレエ団のメンバーを迎えて)
10月21日
第112回定期演奏会(簡易保険ホール)(指揮・ワシーリー・シナイスキー)
10月〜
 ・11月〜
藤原歌劇団、二期会等各演奏団体のオペラ・バレエ等に出演。その優れた演奏が高い評価を受ける
ボリショイ・バレエ団来日公演
11月29日
第113回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・国分誠)
12月19日
クリスマス・コンサートとして「スノーマン」を上演(新宿文化センター)
12月23日
第114回定期演奏会(サントリーホール)(指揮・カール・マルティン)
12月〜
年末恒例の「第9」公演は3会場で4回演奏
1989
1月14日
都民芸術フェスティバル出演
1月17日
第115回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・現田茂夫)
1月21日〜
 28日
「トモコのふしぎなベートーヴェン」演奏会に出演(下館・伊勢原)
1月22日〜
 31日
川崎おやこ劇場公演に参加。10回公演
2月13日
第116回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・ハンス・ヨアヒム・カウフマン)
2月16日〜
 28日
「サントリー10夜連続大音楽会」に出演
鳳蘭、星出豊(指揮)〜サントリー十夜連続大音楽会第4夜
3月5日
「ドリンキング・コンサートin室内楽」開催
3月25日・
 26日
「クラシック・クライマックス」をサントリーホールで開催。両日とも満席となる
3月27日
東京オーケストラ事業協同組合設立認可(参加楽団:東フィル、東響、日本フィル、新星日響、新日本フィル)
クラシック・クライマックス(指揮:山本直純)
3月30日〜
 4月8日
「春のファミリーコンサート」(協賛・東武百貨店)を東武沿線で開催。新しい地域コンサートのスタイル
4月2日
春休み親子コンサート(簡易保険ホール)(指揮・佐藤功太郎)親子コンサート新作第9作・夢の音楽物語「モモ」(エンデ原作・山本純ノ介曲)初演
4月17日
第117回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・現田茂夫)
5月12日
第118回定期演奏会(東京文化会館)(指揮・外山雄三)東京文化会館での最後の定期演奏会となる
6月9日
第119回定期演奏会(サントリーホール)(指揮・山田一雄)定期公演の会場をサントリーホールに移した最初の公演。創立20周年記念委嘱作として「オルガンとオーケストラの EXISTENCE」が初演される
6月〜
楽団代表に博松三郎 、楽団長に上野真行が就任
6月17日
創立20周年記念特別演奏会「窓ぎわのトットちゃん」(サントリーホール)開催
6月26日
新星日響創立20周年記念バーティー開かれる(東京会館)
7月10日
第119回定期演奏会(サントリーホール)(指揮・オンドレイ・レナルト)創立20周年・シリーズとしてマーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」演奏される
7月20日・
 21日・31日
首都圏3カ所で恒例の夏休み親子コンサート開催
9月28日
創立20周年記念特別演奏会「我が隣人たちの音楽ーアジア・オセアニアの管弦楽曲特集」(サントリーホール)開催。注目を集める
10月7日
第121回定期演奏会(サントリーホール)(指揮・ラインハルト・ペータース)
11月20日
第122回定期演奏会(サントリーホール)(指揮・大友直人)創立20周年記念委嘱作として石井眞木「オーケストラのための『砕動鬼(風のエモーション)』」初演
石井眞木〜第122回定期演奏会
12月27日
第123回定期演奏会(サントリーホール)(指揮・アルベルト・ヴェントゥーラ)