モチモチの木

オーケストラ絵本 モチモチの木

第4作目
原作 斎藤隆介/切り絵:滝平二郎
作曲 青島広志
初演 1984年4月7日
指揮 佐藤功太郎
語り 阿部六郎
会場 簡易保険ホール
祖父と二人で暮らす豆太は、夜中に一人で別棟のトイレに行くこともできないほどとても憶病だった。家の前にそびえたつ「モチモチの木」と名付けた大木が怖いのであった。ある晩突然、祖父が腹痛で苦しみ出す。豆太は勇気を振り絞り、真夜中に一人で家を飛び出して、助けを呼びに山を駆け降りるのであった。原作となったのは、斉藤隆介作と滝平二郎の挿絵で人気の高い絵本である。これに青島広志が作曲し、阿部六郎の語りで音楽物語として親子コンサートのプログラムとなった。オーケストラの真後ろには滝平二郎の切り絵を大きく映し出し、会場全体が絵本の世界に包まれた。会場の子供たちに真の勇気とやさしさをよびかける、心温まる作品である。