赤神と黒神

音楽物語 赤神と黒神

第6作目
原作 松谷みよ子
作曲 松井和彦
初演 1986年3月29日
指揮 佐藤功太郎
語り 八木光生  女神 佐藤しのぶ
会場 郵便貯金ホール
児童文学の松谷みよ子の作品「赤神と黒神」を原作にした音楽物語。笛の好きな心優しい赤神と、剣をひっさげた勇ましい黒神が、美しい歌声の女神をめぐってすさまじい戦いを繰り広げる。秋田の民話をもとにした古代ロマンにあふれる珠玉の名篇を、松井和彦作曲の美しい音楽にのせてオーケストラと一緒にタイムトラベル・・・。古代人のまっすぐな心があたたかに伝わってくる音楽物語。物語を紡ぐ語り手は、声優・俳優で定評の高い八木光生が務め、初演の前年秋にミラノ留学から帰国したばかりの佐藤しのぶが女神役としてその美声を披露した。これを機に新星日響と佐藤しのぶとの絆も深まっていく。飯沢匡が演出を担当する。